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脱毛できない人・注意が必要なケースは?日焼け・生理・妊娠中・ほくろ・服薬中

脱毛を考え始めると、「少し日焼けしているけれど受けられる?」「毎日飲んでいる薬があるけれど平気?」「ほくろが多いのは問題ない?」と、自分が施術を受けられるのか気になってくるものです。

光脱毛は、毛のメラニン(黒い色素)に光を反応させる施術です。そのため、肌の状態や体調、使っている薬によっては、施術を見送ったり、先に医師へ相談したほうがよかったりする場合があります。ここでは、私たちHADA CARE(ハダケア)が施術をお断りしているケースと、学会や論文で一般に注意が必要とされているケースを分けて整理しました。

当てはまるかどうか迷うときは、自己判断せず、医師やサロンに相談してください。

まずは早見表で確認

ケース 扱いの目安
日焼け直後 当サロンでは施術できません(肌が落ち着いてから)
生理中 当サロンでは施術できません
未成年 施術できます。ただし初回は保護者の同伴が必要です
妊娠中・妊娠の可能性がある 一般的に控えるよう勧められています。医師に相談を
授乳中 体調を見ながら。心配なときは医師に相談を
光線過敏を起こしうる薬を使っている 施術前に申告を。処方した医師や薬剤師にも確認を
ほくろ・タトゥー・シミなど色の濃い部分 施術前に申告を。ほくろやタトゥーには光を当てない配慮が必要とされます
肌荒れ・傷・湿疹・ヘルペスなど 悪化や再発のおそれ。落ち着くまで待つか医師に相談を
体調がすぐれない 無理をせず日程の変更を

※当サロンの決まりは上の3項目です。4項目目以降は、学会や論文で一般に注意が必要とされている内容をまとめたものです。

当サロンで決まりを設けているケース

日焼け直後

日焼けで肌が黒くなるのは、紫外線の刺激を受けたメラノサイト(色素細胞)がメラニンを大量に作るためです。日本皮膚科学会は、この「サンタン」を、皮膚が傷害された結果として起こる反応だと説明しています。

光脱毛の光はメラニンに反応するので、日焼けした肌では、毛だけでなく肌も光を吸収しやすくなります。米国皮膚科学会(AAD)も、レーザー脱毛の前は屋外でも日焼けマシンでも肌を焼かないこと、セルフタンニング剤も使わないこと、最近日焼けをしたなら施術者に伝えることを呼びかけています。当サロンでも、日焼け直後の肌への施術は見送り、落ち着いてからご来店いただいています。

群馬で気をつけたいのは、夏の日差しだけではありません。日本皮膚科学会は、山では空気が薄く澄んでいるため平地より紫外線が強いこと、春スキーは雪の照り返しで紫外線を浴びる量が大きいことにも注意を促しています。県内の山やゲレンデに出かける方は、季節を問わず日焼け対策をしておきましょう。

冬の群馬は日照時間が長く、気象庁の平年値では、前橋の1月の日照時間は213.1時間と、8月の167.7時間より長いほどです。米国皮膚科学会は、レーザー脱毛の前の準備として、外に出る前に毎日日焼け止めを塗るよう勧めています。脱毛中は、季節を問わず日焼け止めを習慣にしておくと安心です。日焼け止めの塗り方のコツは、スタッフブログ「紫外線に注意!脱毛中に日焼けがダメな理由」で紹介しています。

生理中

当サロンでは、安全面・衛生面から、生理中の施術はお断りしています。予約日と生理が重なりそうなときは、無理をせず日程を変えてください。当サロンの考え方は、スタッフブログ「生理期間中の脱毛について」でくわしくお伝えしています。

未成年の方は、初回に保護者の同伴を

未成年の方も施術を受けられます。ただし、初回は保護者の方の同伴が必要です。部活動や体育で屋外にいる時間が長い中高生は、日焼けにも気をつけておきたいところです。くわしくはスタッフブログ「中高生は脱毛できる?」をご覧ください。

一般的に注意が必要とされるケース

ここからは当サロンの決まりとしてではなく、学会や論文で一般に注意が必要とされている内容です。当てはまる方は、施術の前に必ずお知らせください。

妊娠中・妊娠の可能性がある方

妊娠中・授乳中の美容施術の安全性を調べた2017年の文献レビュー(女性皮膚科学の専門誌 International Journal of Women’s Dermatology)では、妊娠中にレーザーやIPL(光)を使う美容目的の施術は、安全性のデータが不足しているため適応とされていません。妊娠中のムダ毛は、剃る・ワックス・除毛クリームなどで対応するよう勧められています。

同じレビューでは、肝斑や毛が濃くなるといった妊娠中に起こる変化は、出産後に落ち着くことがあるため、妊娠中に施術で対処することは勧められないとしています。妊娠がわかった方や妊娠の可能性がある方は、施術の前に必ずお伝えください。再開する時期は、かかりつけの産婦人科医に相談しながら決めると安心です。

授乳中の方

同じレビューでは、授乳中については、レーザーを含む多くの美容施術は、施術に使うものが全身に吸収される心配が少ないことから、安全に行えるとしています。妊娠中ほど厳しい扱いではありません。

ただ、出産後の体調の戻り方は人それぞれです。疲れがたまっているときは無理をせず、心配なことがあれば主治医に相談してから始めてください。

光線過敏を起こすことがある薬を使っている方

普通の人なら問題にならない程度の日光でも、皮膚に症状が出てしまう状態を「光線過敏症」といいます(日本皮膚科学会)。薬が原因になることもあり、身近な例が、痛み止めの湿布や塗り薬に使われる成分のケトプロフェンです。厚生労働省の「医薬品・医療用具等安全性情報」では、ケトプロフェンの外用剤で光線過敏症が起こることがあるとして、使用中は貼ったり塗ったりした部分を衣服やサポーターで遮光するよう注意を呼びかけています。

海外の皮膚科の学会も、レーザーやIPLによる脱毛の前に薬の確認を求めています。インド皮膚科学会(IADVL)のガイドラインは、ミノサイクリン(抗菌薬)やイソトレチノイン(重いニキビに使われる飲み薬)のように、長く使うと肌が光に敏感になる薬を、慎重に扱うべき条件に挙げています。米国皮膚科学会も、イソトレチノインを使ったことがあるか、市販薬も含めてどんな薬を使っているかを、施術者に伝えるよう呼びかけています。

大切なのは、脱毛のために自己判断で薬をやめないことです。飲み薬・塗り薬・湿布など、使っている薬は名前がわかるようにしておき、施術の前に伝えてください。心配なときは、処方した医師や薬剤師に確認を。日光で症状が悪くなる持病がある方も、主治医に相談してからにしましょう。

ほくろ・シミ・タトゥーがある部分

ほくろは医学的には「色素性母斑」と呼ばれ、メラニン色素を持つ母斑細胞が集まってできたものです(日本皮膚科学会)。光脱毛の光が反応するメラニンを、たくさん含んでいる部分ともいえます。

医療レーザー脱毛を受けた人の脚のほくろを追った2022年の研究では、6回目の施術の時点で47.9%のほくろに、ダーモスコピー(拡大して観察する検査)でわかる変化がみられました。研究者は、こうした変化は悪性黒色腫(メラノーマ)と見分けにくいこともあるとして、メラニンを目印にする施術ではほくろを避けるよう勧めています。IPLによる脱毛のあとに、ほくろの見え方が変わった例も報告されています。なお、2023年の文献レビューでは、脱毛の施術がきっかけでほくろががん化したという報告はこれまでないとされています。

日本皮膚科学会は、形が左右非対称、境界がギザギザ、色にむらがある、直径が6mm以上、の4点のうち2つ以上に当てはまるほくろやしみがあれば、皮膚科専門医の受診を勧めています。気になるほくろがある方は、脱毛の前に一度皮膚科で診てもらうと安心です。シミやあざなど、周りより色が濃く見える部分がある方も、施術の前にお知らせください。

タトゥーについては、IPLによる脱毛のあとにタトゥーの部分に2度のやけどが起きた例が、光皮膚科学の専門誌で報告されています。タトゥーのある部分には光を当てないのが安心です。アートメイクなど、色を入れている部分がある方も事前にお伝えください。

肌荒れ・傷・湿疹、ヘルペスやケロイドができやすい方

先ほどのインド皮膚科学会のガイドラインは、口唇ヘルペスのような皮膚の感染症が出ている部分を、レーザー・IPL脱毛を行わない条件に挙げています。以前にヘルペスが出たことがある人、ケロイドができやすい人、施術する部分に浅い切り傷やけががある人、刺激を受けた場所に新しい症状が出やすい乾癬や白斑のある人も、慎重に扱うべき条件とされています。

米国皮膚科学会も、傷あとが残りやすい、ケロイドができたことがある、口唇ヘルペスや性器ヘルペスが出やすい、といった場合は施術者に伝えるよう求めています。肌荒れや湿疹、かき壊しがある部分は、落ち着くのを待ってからのほうが安心です。皮膚の病気で通院中の方は、主治医に相談してから始めてください。

体調がすぐれない日

熱っぽい日や、だるさが抜けない日に無理をして施術を受ける必要はありません。体調が整ってから、あらためて予約を入れてください。

また、施術のあとに赤みやヒリヒリが長引くなど、いつもと違う症状が出たときは、様子を見すぎずに皮膚科などの医療機関を受診しましょう。国民生活センターも、脱毛で危害を受けた場合は速やかに医療機関を受診するよう呼びかけています。

予約の前に、ここだけ確認を

施術前のセルフチェック

  • 最近、日焼けをしていないか(レジャー・スポーツ・登山・スキーなど)
  • 予約日が生理の予定と重なっていないか
  • 妊娠中・妊娠の可能性がある、または授乳中ではないか
  • 飲み薬・塗り薬・湿布など、使っている薬はないか
  • 施術する部位に、ほくろ・シミ・タトゥー・傷・湿疹はないか
  • 未成年の方は、初回に保護者の方と来店できるか

当てはまるものがあっても、それだけで脱毛をあきらめる必要はありません。時期をずらしたり、施術する部位を選んだりすれば進められることもあります。まずは状況を教えてください。

施術する部位は、ご自身で剃ってからご来店ください(うなじ・背中・腰は、必要に応じてお手伝いします)。ほかによくいただくご質問はよくある質問にまとめています。

当サロンは完全予約制の完全個室で、マンツーマンで対応しています。完全都度払いでコース契約がないので、体調や季節に合わせて、次の予約をいつにするかをご自身で決められます。

まとめ

当サロンで施術をお断りしているのは、日焼け直後と生理中です。未成年の方は、初回に保護者の方と一緒にお越しください。

そのほか、妊娠中、光線過敏を起こしうる薬の使用、ほくろやタトゥー、肌荒れやヘルペスなどは、学会や論文で一般に注意が必要とされているケースです。時期や部位によって対応が変わるものも多いので、自己判断で進めたりあきらめたりせず、施術の前に伝えること、必要に応じて医師に相談することが大切です。安心して続けるために、気になることは何でも聞いてください。

参考資料

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